病院長あいさつ

掲載日(初回 令和7年4月1日、最終更新日 令和8年10月20日) 

病    院    長
森 成 正 人

 地域住民の皆さま

 いつも那須南病院の運営にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

 令和7年度より病院長を拝命いたしました。

 

 当院が開院する以前、この地域には救急医療を担う病院がなく、住民と行政が協力して公的医療機関の誘致を目指しました。しかし、採算性などの問題から実現せず、それならば自治体で地域医療を支える病院をつくろうという機運が高まり、平成2年に当院が開院しました。

 

 当院は、365日すべてが二次救急の輪番日となっており、一次救急から二次救急まで幅広く対応しています。決して大きな病院ではありませんが、令和7年度は約1,400台の救急車を受け入れ、地域の皆さまの健康と生活を守るため、医師、看護師をはじめ多くの職員が日々力を尽くしています。

 

 当院では現在、地域に必要な医療を守りながら、経営改善にも積極的に取り組んでいます。令和7年度決算では、救急患者の受け入れ強化、入院診療や透析・手術の充実、業務の見直しなどにより、前年度から赤字額を約7割削減することができました。これは、病院全体の職員がそれぞれの立場で取り組んできた成果でもあります。令和8年度に入っても経営改善は着実に進んでいます。病院運営に対しては、設置自治体である那須烏山市・那珂川町からも深い理解と支援をいただいており、病院と行政が協力して地域医療を支えています。

 

 経営改善を進める一方で、職員の待遇や働く環境の向上も大切にしています。これまでも人事院勧告に基づく給与改定を着実に実施してきました。また、時間外勤務の削減にも力を入れています。職員が安心して働き続けられる環境をつくることが、質の高い医療を継続して提供するためには欠かせません。

 

 診療面では、訪問看護ステーションの開設に続き、令和8年度には療養病棟から地域包括ケア病棟への転換を行いました。救急・急性期医療だけでなく、退院後の生活や在宅療養まで、地域の皆さまの生活を支える病院を目指しています。

 

 那須南病院には、地域に必要な医療を守り続ける使命があります。時代の変化に対応しながら、地域の皆さまに信頼され、職員が誇りを持って働ける病院づくりを進めてまいります。

 

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。