放射線科は一般撮影装置、X線TV装置、CT 、MRI 、乳房撮影装置、骨塩定量装置、を用い、様々な検査を行っています。それぞれの検査の簡単な説明をします。
放射線部門
業務
CT
CT装置は大きな穴の中に体を入れてX線を照射し、コンピューターで画像にする検査です。 体を輪切りにした画像が得られ、体内の様子を詳細に調べることができ病気の診断に大変役立つ検査です。 さらに、造影剤という薬を体内に注射して行うCTでは、通常のCTでは分かりにくい病気がより詳しく検査できます。
MRI
MRIとは磁気共鳴検査のことです。トンネルのような穴の中に体を入れ、強い電波、磁石により、体内の臓器を画像化する検査です。 あらゆる方向からの体の断層画像が得られ、病気の診断に大変役立てられます。 磁石を使っているため、金属は検査の妨げになります。 体内にペースメーカーなど金属がある場合は検査ができません。貴金属、メガネ、補聴器、入れ歯、金属のついている下着ははずしていただきます。 また化粧品の中に金属を含んでいるものがあるため化粧を落としてもらうことがあります。
X線TV装置
人間ドックで幅広く行われる胃のバリウム検査をはじめとした造影検査を行います。2005年にDR(デジタルラジオグラフィー)を導入しています。この装置は、撮影した画像をモニターで即座に観察でき、様々な画像処理をすることができます。
乳房撮影装置
乳房X線撮影のことでマンモグラフィーと呼ばれます。 乳房は柔らかい組織でできているため専用の装置を使用します。乳房を装置に挟み圧迫して撮影を行いますので、多少の痛みを感じることがあります。 視触診では難しい乳がんの早期発見に役立ちます。
スタッフ紹介
- 診療放射線技師
- 7名
放射線科のスタッフは診療放射線技師6名、助手1名です。 放射線検査は複雑多岐にわたり、医療機器も高度な知識と技術が必要になってきています。 私たちはこれらの装置を用いてより良い画像を提供できるよう、スタッフ一丸となって頑張っています。 また、夜間休日の救急業務の支援のため、日当直体制で常時救急検査に対応しています。