病院長あいさつ

病    院    長
宮 澤 保 春

那須南病院は栃木県東部に位置する南那須地区(那須烏山市と那珂川町)の救急医療の充実を目的に平成2年に開院しました。周辺の中核病院まで約30kmあることから、1年365日24時間体制で当地区の二次救急を一手に引き受けています。年間の救急車受け入れ台数は1200-1300台と、病院規模からみるとたいへん数多く受け入れています。

救急のみならず、当地域唯一の一般病院でもあることから、一般の入院および外来診療、透析、人間ドック、また地域内の山間部にへき地巡回診療も行っており、当地域の医療センター的な役割を担っています。

当院の使命は、当地域の住民の皆様が安心して暮らしていけるよう、地域医療に貢献することです。

進歩する医療に対し、患者の皆様にベストの対処をするべく、院内においては多職種によるカンファレンス(協議の場)、勉強会など数多く行っておりまた感染対策、栄養サポート、リハビリ、褥瘡対策、認知症ケアなど、多職種によるチーム活動も行っております。必要があれば適宣、高次医療機関にご紹介・搬送なども行っています。

今後も、県内でも数少ない自治体病院(公立病院)として、公の立場から地域の皆様に必要な医療を提供して参りますので、どうぞよろしくお願いします。